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オ​メ​ラ​ス Omelas

by 華力発電所

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Raeng
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Raeng Absolutely inspiring song, always make art when I listen to this song. Favorite track: 空間終端の時間始端.
vitsirv
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vitsirv Liquid's latest release 'Omelas' is an energetic and psychedelic journey through nocturnal musical realms. Elements of 80s retrofuturism and viscereal technopop ala Susumu Hirasawa bring to mind images of neon-soaked nightclubs and chance encounters in cyberpunk cities. Great production and execution overall. Favorite track: パラボラ・ロータス.
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  • オメラス (CD)
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1.
現の帆で夢を急いで 苛虐の牢に伏す君を知る夜 どこか泣く不具 鞭打つ音 鬼畜の景色 見えて尚 目を凝らし 別離の日はなお根を下ろして 津波のように機微を殺す 不滅の風待ち侘びたとき 夢路に立つ君を描き発つ 日盛りに来る断想で 砕かれた胸 簒奪の星に燃え 悲嘆の日は音もなく来て 迅雷のように意味を奪う 現の帆で夢を急いで 苛虐の牢に伏す君を知る 君の夢を殺して結ぶ 天理にも似たグリッドの上で 繋いだ手の無意味も知らず 虚ろに枯れた道も見ず 怒りで鎖はなお固く留め 虚偽の街に衡と化す 受難の星 空に見えても 羽化する背に君を乗せて裂く 和に化けた血のヒューマニズム 朽ち始めてた牢の鍵に火を付けて 遙か沖に君を連れ出し 津波のような機微で飛ぶ日 現の帆で夢を急げよ 苛虐の牢に伏す君のため
2.
煌々と聳え立つ 砂塵の地 厳格の塔 目覚めを不義と嘆く恫喝を理と説き 「砂の数ほど君の星はあるべし」と夢魔のごとく囁く 夢に燃え 砂に伏せ 轟々と鳴り止まぬ 優渥と玄学の風 ふざけた声で呼ぶよ 在りし日の君を消すほど 「星の数ほど君の夢はあるべし」と夢魔のごとく囁くと 無きリアルの灰を恐れよ 当惑に満ち 涸れたユートピア 亡き名も無き愛 見届けよ 人らしさのあるべき物語 茫々と燃え上がる 恐喝と幻覚の塔 無数に咲くオアシスで麗しく君は潤す 「夢の数ほど君に明日はあらず」と夢魔のごとく囁くと 無きリアルの灰を恐れず 困惑に満ち 咲かすユートピア 亡き名も無き愛 見捨てれば 君らしさを称える物ばかり
3.
あぁ 街の奥の鉄の花の曰く知る尼公の目 仁義で刺す電子の影不束かに舞い飛ぶ 腐敗の術で巨匠も狂う 嘘にも満たぬ魔の星で 主義を満たす電信の歌声で あぁ 翳りは朝 悲嘆は雨 幸せは身の程に 懺悔で刺す原初の猿 海の底から来る 手段は宜に宛名を問う 珠玉の物語に窮し 意志を満たす電信の歌声で ショーはマッハで来る 夜の深みに オペラは響く ロータスの庭で キューは落下のように 君を起こして オペラは続く ロータスの庭で あぁ 灰のビルの遥か上で糸を引く修羅の腕 真偽で絶つ人の上は今もなお青かれ 腐敗の術に身を躱し 高きを思慮で飛ぶ星の 慈悲で満たす安定を夢見ては ショーはマッハで来る 夜の深みに オペラは響く ロータスの庭で キューは落下のように 君を起こして オペラは続く ロータスの庭で ショーはマッハで来る パラボラの果て オペラは続く ロータスの庭で
4.
遙か沖に忍ばせた予知の雨はヴィジョンに暗く 教えの成す街角で夜に不具は無根で打たれ 僅かに聴くオアシスは「浄く」子らの鞭で沸き 生まれた日の無垢さえ火に炊いて 高き鉄の花弁から空の意志は無明に生まれ 朝の星に有りもせぬ主我の道を見たかと嘲笑う 古歌にも見た浄土の夢 暴き立ててみればギニョール 仏の座に火花の矢が降りる 踏まれて咲く華も 浮かれて絶つ木々も 定めて待つ海も 爛れて焼く地にも 聞かれて泣く日々も 寂れて打つ国も 忘れがたき嘘も あるべくある君も 生まれた日々に戻る日に咲く華よ 高き花の広場で赤く黒と白で裂かれた鳥に 長く 星の果てまで届く「賢く泣く」海を知る君 僅かに湧くオアシスは 君の瞳には消えて 遙か沖の定かな雨を知る 踏まれて咲く華も 浮かれて絶つ木々も 定めて待つ海も 爛れて焼く地にも 聞かれて泣く日々も 寂れて打つ国も 忘れがたき嘘も あるべくある君も
5.
蒼天に愚者を連れて回る 砂の逆巻く日の巡礼で 胸に咲かす無二の原罪を焼き入れて行けば 天変の時も救世にあり と言の葉を鮮やかに咲かせ 雲の遥か上征くはずの翼を汚す 聖堂は不遇の子隠す檻 清光は街の隔意隠す澱 告解を侮蔑で撃つチャペル 死者の言に咲くスペクトル 受諾の歌に導かれて 居間を飛び出せば 千年も実る慈悲の術で 子らの目覚め待つ石の華 満ち始めた水面から来るパルスに憩う 聖堂は不具の視野隠す檻 清光は日々の不埒隠す澱 君の名で解く鍵はもう壊疽で落ちて 繋がる ハイウェイに 見よ 君の手で解く謎はもう尋ねられる間も無くそこに置かれ 忘れた海に鏡写しの日 現に化けた神さまの手 帆船は夢を巡り走る 君と僕を繋ぐ深海へ 港に来るその瞬間を待ち侘びて眠る 天変の時も救世にありと 風に触れて回るシスターの 開け放たれた鉄の窓に 身を投げて発つ 聖堂は未知の野辺隠す檻 清光は君の姿隠す澱 君の名で解く鍵はもう壊疽で落ちて 繋がる ハイウェイに 見よ 君の手で解く謎はもう尋ねられる間も無くそこに置かれ 君の名で飛ぶ羽はもう誰も知らぬ内にも広がり 見よ 君の手で解く明日はもう夜明けを待つ間もなくそこに見えて 忘れた海に鏡写しの日 夢にまで見たただ君の手
6.
祭礼の日に道に来る軍勢の子の歌声で 弁明を義憤の矢で裂き 天啓で身を汚す夜に さざめく浜辺の謂れが今姿を成し 篠突くロゴスの雨降る日に一人で立ち ざわめく家路のリアルが霧の内に湧き 撃たれた枯葉で虚飾の火をパトスで消し 燦然と凛然と完全な瞳の奥から来る天理を胸に携えて 感電の間に夢を消す安全の鎖で縛られた 麗人を撃つ虚偽のヴィジョン 住居の窓を埋め尽くし さざめく浜辺の謂れが今姿を成し 篠突くロゴスの雨降る日に一人で立ち ざわめく家路のリアルが霧の内に湧き 撃たれた枯葉で虚飾の火をパトスで消し 燦然と凛然と完全な瞳の奥から来る天理を胸に携えて 燦然と凛然と完全な瞳の奥から来る天理を胸に携えて 狂言の座に火を放つ弁証は無と逆巻くキュー 敏捷に美をビスで撃ち 既で詐欺をひた隠し さざめく浜辺の謂れが今雨を降らし 篠突く電子の獄舎に今一人で立ち ざわめく家路のリアルが負の序章と知り 撃たれた枯葉で審美の火をパトスで焚く 燦然と凛然と完全な瞳の奥から来る天理を胸に携えて
7.
天衝くほどの崩壊の日に慈悲の雨が降る 万の流れの源流に日々は戻り 立ちどころに光る 野辺に咲かす華と生まれては 木々の無窮さえも知らずと知る 祭祀に化けた恫喝の意味もまだ知らぬ無垢で 怨嗟の裏の老獪はいずれ朽ちるかと問えば聴こえた 道を外れたとてなお清く 生まれた日の輝きで象る 千里の道に穿たれた孤独の谷越えて 正規の時が刻まれた夜空の縁まで 天理の雨で錆びついた鋼の街を出て 万里の時が放たれた砂地の端まで 耽美に嘘が栄えたとて君は君のままに 万の流れの源流に日々は戻る 誰も見ぬ夜更けに 道の半ばで越す川の瀬に 千千に消えたはずの安寧が来る 千里の道に穿たれた孤独の谷越えて 正規の時が刻まれた夜空の縁まで 天理の雨で錆びついた鋼の街を出て 万里の時が放たれた砂地の端まで 千里の道に穿たれた悲劇を踏み越えて 世紀のショーが開かれた 夜空の縁まで 森羅の雨で錆びついた鋼の街を捨て 万里の時が放たれた浜辺の君まで
8.
朽ちる花を吹く風を背に受け真白な地を征く 永久に隠された宇宙の片隅を静かに抜け出せば見えた 安息の日に悲劇は創られ 運命の名に聖者は騙られ 目覚めの日を破滅に忍ばせた賢人の声に応え 美しの国渡る虚飾で音もなく崩れ 自ら 安息の日に悲劇は創られ 運命の名に聖者は騙られ 嵐の空を超え 海が見えて 微か聴こえてたあの声が今 月夜を雨と咲く 浜辺に 現に夢見と踏まれた華が 生まれたままに咲く 港に 偽りはいずれ燃えて還る 遠くの海や星や君に 隠された宇宙の片隅は 伽藍堂のまま息絶える 安息の日に久しく憩えば 意外の鐘が まだ遙かで鳴る 生まれた星を越え 海は彼方 微か聴こえてたあの声が今月夜に華やぐと知る 現に夢見と見捨てた全て 生まれたままに出で来る 微か聴こえてたあの声が 星の上を跨いで来る夜に 現に夢見と踏まれた華が 生まれたままに咲く 港に

about

眩く咲いたパラボラがユートピアの幻影を鋭く断つ

華力発電所 3枚目のアルバム「オメラス」は、アーシュラ・K・ル=グウィンの短編「オメラスから歩み去る人々」に着想を得たコンセプチュアルな1枚。
プログレッシブなロックの風味も香る、シンフォニック・テクノポップの集大成、堂々開花!

credits

released October 31, 2021

All music produced by liquid1224 (@liquid1224)
Cover Art : Yomogi (@orange_18_4)

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