引​波​に​沈​む​星 Star in the Backwash

by 華力発電所

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1.
2.
劫初に連なる言霊 掻き暗す日に月の満ち欠け重ねても まだ見ぬ明日が また影を落とせば ひとりまたひとり 深く深く消えゆく 原初に繋がる畦道 掻き暗す日に潮の満ち引き重ねても 終の眼差し 繰り返す過ち ひとつまたひとつ 波の内に消えゆく 夜毎聴く 津波の声 行こう 前途無限の道 東雲にも似た面影 行こう 背後虚実の街 追憶集めた蜃気楼 掻き暗す日に君の面影重ねても まだ見ぬ明日が また影落とせば ひとりまたひとり 高く高く現れ 夜毎聴く 津波の声 行こう 前途無限の道 東雲にも似た面影 行こう 背後虚実の街 夜毎見る 亡き君の手 行こう 善と無限の道を
3.
憑依 無根の雨と降る庭 イダテンミハナスカゲホウシ 標準の火は高純度 ママミライノサクラハドコニサクノ 鉢の中に 庭の隅に 街の角に 国の際に 山の裾に 海の底に 雲の奥に 星の上に 夢の中に 夢の中に 夢の中に 夢の中に 病理 愚問の堆き山 イハイノハナサエユルガルレ 狂信の身は芳醇よ パパイタイノサクラハドコニサクノ 鉢の中に 庭の隅に 街の角に 国の際に 山の裾に 海の底に 雲の奥に 星の上に 夢の中に 夢の中に 夢の中に 夢の中に 歌に深く鍵を付け 幼き呪詛塞ぎ込め 無残 ニーズ 波浪 偽りのパトス 無残 ニーズ 波浪 偽りのパトス 脅威 無音の銃弾の垰 コカゲノロウバノツゲグチノ 焼身は妄信の天啓の妙 ナラミライノサクラハドコニサクノ 鉢に咲かず 庭に咲かず 街に咲かず 国に咲かず 山は枯れて 海は乾き  雲は厚く  星は落ちて 夢は醒めて 夢は醒めて 夢は醒めて 夢は醒めて 道は深く険しかれ 歌に標探す子へ 無作為 マター 見せかけのパズル 無作為 マター 見せかけのパズル 歌に深く鍵を付け 幼き呪詛塞ぎ込め 無残 ニーズ 波浪 偽りのパトス 無残 ニーズ 波浪 偽りのパトス
4.
雪華のごとく踊り 修羅のごとく立つ 烈火のごとく驕り 夢魔のごとく泣く
5.
雪華のごとく踊り 修羅のごとく立つ 烈火のごとく驕り 夢魔のごとく泣く
6.
7.
薄幸の祷りに伏し 二度と還らぬ朝を目指す人の子らに 陽は見えず 格好の弱肉さえ 「見よ」とその身も知らず漂う 君の影に似て 山海に物語らば 「木々の定めも知らず」と思い出し 悔恨の月は見え 散壊の君の胸に宿り一夜もままならず 夜露の歌が瞳を射て 朝が来て君を打つ 「夜の帳を着て征け」と 今夜陽を投げうてば あの機関は廻りだす あぁ 定かに華は咲く 見るも鮮やかに潜めて 証左のごとくに巡り ただ月夜に廻りだす 清光は今に消えて 丘の上に君を放つだろう 限りある色に堪え 薄幸の祷りに伏し 二度と還らぬ朝を目指した人の子らに 陽は見えず 朝が来て君を打つ 「夜の帳を着て征け」と 今夜陽を投げうてば あの機関は廻りだす あぁ 定かに華は咲く 見るも鮮やかに潜めて 証左のごとくに巡り ただ月夜に廻りだす 朝が来て君を打つ 夜の帳を着て征けば 知らぬ間に華は咲き また月夜に廻りだす
8.
狂瀾怒濤の14時 また現し世は揺れ 月の核の下 気高き街は燃える 逃げ惑う車両は告ぐ シグナルの断末魔 演台の外までも 追い立てる空論のファンタジア 空前絶後のうねり 鮮麗に星に見せ 逃亡の街を呑み 遍く道を閉ざす 誘惑と懶惰の膿 しとどに肩を打ち 焼け落とす糾弾で 魁はまた灰となる どこへ行く どこへ行く 降り注ぐ陽の粒子よ どこへ行く どこへ行く 正しき日の嵐よ どこへ行く どこへ行く 隈なく廻る星よ どこへ行く どこへ行く 罪なき君の声よ 永劫回帰の14時 再び来るディケイド 乱反射する警句が 逆巻く海を満たす 玲瓏に飾り立てる空疎 ピクセルの隙間にも 蚕食とファンドの塔で 溶け落ちるアトムの炎 どこへ行く どこへ行く 降り注ぐ陽の粒子よ どこへ行く どこへ行く 正しき日の嵐よ どこへ行く どこへ行く 隈なく廻る星よ どこへ行く どこへ行く 罪なき君の声よ
9.
10.
どこか遠くで夜が産まれる音がして 窓の列の灯火が 静かに消えて 黒の空を白く濁して 経る月よ 街の奥の嗚咽 朝霧に来て (遠く…) 雨を裂き 東雲に 亡き人の姿を見せ 朝東風に 道を指す 星の残り香を偲び どこか遠くで 君が産まれる声がして 道のヒビに花が 静かに燃えて (遠く…) 雨を裂き 東雲に 亡き人の姿を見せ 朝東風に 道を指す 星の残り香を偲び

about

3月のあの日、空は泣き、星は海へと沈んだ。
リキッド十八番の似非オーケストラ、似非テクノ・ポップに加え、
似非シネマティック、似非トランス、似非ピアノソロも名を連ねる。

邪道音楽集の頂点。華力発電所 2nd Album、ここに到来。

credits

released April 25, 2021

Music Compose, Arrangement & Lyrics
liquid1224

Vocal & Chorus
kokone

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